風門の位置 |
師走に入り、以前より寒さが増してきました。皆様体調など崩しておられませんか?
風邪やインフルエンザの予防対策の一つとして肩甲骨の間を温めると効果的とのことです。
ここを温めると上半身の血行がよくなりますし、このあたりには「僧帽筋」という大きな筋肉があるため、肩や首のコリがほぐれます。
また、肩甲骨の上部に【風門(ふうもん)】というツボが2か所あるのですが、ここを温めたり刺激することで風邪の予防になると言われています。
※風門は首を前に傾けたときに一番出っぱる骨から背骨の突起を下に2つ下がり、左右外側に指2本分のところにあります。上図を参照してください。
温める方法としてカイロを貼るといいでしょう。その場合、背骨に沿って小さなカイロを左右に2枚貼るか、大きなカイロを1枚貼ります。
※火傷を防ぐために必ず下着の上から貼ってくださいね。
背中を温めるもう一つのメリットは【脳の前頭前野を活性化させる効果】もあるということです。
前頭前野は集中力や記憶力、判断力、アイデアを生み出す部分です。ここを活性化することでポジティブな思考と行動に向かうようになると言われています。
受験勉強や資格試験、クリエイティブな仕事に取り組んでいらっしゃる方はぜひ、肩甲骨の間や風門を温めてみてくださいね!
【追記】もし風邪の引き始めで悪寒が走ってゾクゾクするときは、「腎」の気が弱っている証拠です。そんなときは背中の下の方、つまり腎臓のある位置を温めましょう。肩甲骨の間や風門を温めるのはあくまで予防対策です。
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