これから書く内容は、超ドジで忘れっぽくて勘違いが多くてパニックになると妄想が炸裂する私のエピソードです。しかしドジっ子にしては度が過ぎているので、もしかしたら“グレーゾーンのADHD”かもしれません。(いや、グレーどころじゃなかったら(;'∀'))
といっても正確な診断を受けてもいないのに安易にこの言葉を用いたくないので、ここでは「超ドジっ子」ということにしてください。
今からかれこれ15年以上も昔。
ベルチェレスタの前身「Co・Co・Chi e-shop」というのを運営していた大昔の話になります。
前身のショップでも現在とほぼ同じように世界のフラワーエッセンスを扱っておりましたが、いかんせん、ジェムエッセンスに対する知識がなくて苦手意識があったので掲載しておりませんでした。
アラスカンエッセンスもパシフィックエッセンスもジェムエッセンスがあるというのに、フラワーエッセンスやコンビネーションしか掲載していなかったのです。
天然石にそれほど関心がなかったのと、聞きなれない石や結晶の名前、そしてエッセンスの働きがどうも頭に入ってこないんですよ。
(花だって知らない花がいっぱいあるんですけどね。だから単なる食わず嫌いなんでしょう)
あるときヒマラヤンエンハンサーの「グラガ」を摂ってみました。
このエッセンスは人生の転換期に摂ると劇的な変化変容が起こると言われております。
そのグラガを何となく摂ってみたところ、急にフラワーエッセンスへの興味が薄れ、いきなりクリスタルの勉強がしたくなりました。
(フラワーエッセンスを摂ってフラワーエッセンスに興味を失うという、なんとも言えない皮肉)
私はクリスタルに対する知識が乏しいだけでなく、チャクラとかオーラとかその辺の知識もほとんどありませんでした。
だからクリスタルのスクールに行ったら、チャクラやオーラと関連付けて基礎から学びたいと思ったのです。
たとえば「第一チャクラに対応する色は赤や黒で、天然石はルビーやガーネット、ヘマタイト…」なんて基礎中の基礎から学びたかったのです。
さんざん色んなスクールを吟味し、最終的に都内のあるスクールに決めました。ここなら基礎からしっかり学べそうだと思ったんです。そしてベーシックコースを申し込みました。
C先生という方が一人で運営なさっており、生徒は曜日別に2人一組だけで受講する超少人数制となっておりました。
C先生は見た目が華やかで見目麗しく、セレブな雰囲気の素敵な女性です。あとあとわかってきましたが、見た目とギャップがありまして、中身は江戸っ子みたいにサバサバしていておきゃんで、
そして私とどっこいどっこいかそれ以上に超ドジっ子さんだったのです。😅
ベーシックコースで私とペアを組むのは私と真逆の超サイキッカーTさんでした。
クリスタルの知識も十二分にあり、スピリチュアル能力がバッキバキにあり、そのままプロのヒーラーとして通用するほどの実力を持っていました。
こんなチャクラもオーラも石の名前もろくに知らないずぶの素人と組まされて、ほんと、ゴメンネと思いました。
ところが彼女は魂が宇宙人なので、いい意味で人間に興味がないようです。私にマウントをとることもなく、優越感から妙に優しく親切に教えて私のプライドを傷つけるようなこともせず、常にフラットに接してくれたので本当に有難かったです。😄💕
最初に「しまった!」と思ったのは初めての授業でC先生が放った第一声です。
「さあ、michikoさん、ここはね、バリバリのサイキック・クリスタルヒーラー養成スクールよ。覚悟はいいわね!」
聞いてないよーーー!!!
スクール選び、間違えたーーー!ヒーラーなんて興味ありましぇーーーん!😱
私はオーラも見えないし、「チャクラって何、それ美味しいの」状態なんですけどーー?石の名前も働きもほぼ知らないんですけどー?
でもお金振り込んじゃったし、今更後に引けないし。先生の前で引きつり笑いをしながら頷くほかありませんでした。(HPに書いといてよ、そういうことは)😖
さて、そんなことはお構いなしに授業が始まりましたが、教科書代わりの本なんて開きもしないでいきなりチャクラヒーリングの実技です。
寝ているTさんを前に「さ、チャクラの上に石を置いてヒーリングして。」って言われて「いや、何をどうすりゃええの?」とおろおろする始末。
それでも恐る恐るTさんの第一チャクラの上に何となく「アズライト」を置いたら、先生がしゃがみこんでじーーーっと眺め、呆気にとられたようにポーーーっとした表情でこうおっしゃったのです。
「・・・ねえ、michikoさん、私ね、第一チャクラにアズライト置いた人、初めて見たわ」
どうせあたしはド素人ですよぉおおお~~!!
何が珍しいのかさっぱりわからずもう、泣きそうでした。😱
だけど続けて先生が
「いい!それでいいのよ、michikoさん!素晴らしいわ♪その直感を大事にするのよ!」
と褒めてくださったのです。
アズライトは宇宙空間のような濃紺の色なので、普通は第5チャクラ以上の上位チャクラに使用する石です。
あの時、Tさんの第一チャクラあたりを見て、なんとなく宇宙空間が見えた気がして、この色の石を置きたいなって思ったから置いたのです。
今の私だったらたとえ直感で第一に置きたいと思っても、思考が邪魔するし、人目を気にして置けないですねー(笑)げに素人の恐ろしさよ。
こんな感じで、泳げないのにいきなり海に放り出されるように学ぶ羽目になりましたが、実践主義で自由な発想で学ぶやり方が、結果的には私に合っていたように思えます。
たとえばリーディングなんてやったことなかったけど、Tさんがすらすらやっているのを見て、あ、こんな風に自由に心に浮かんだビジョンを思考を挟まず、自信をもって素直に口にすればいいんだ、難しく考える必要はないんだってわかったし。
その他たくさんの学びがありましたが、それではお待ちかね、ドジっ子エピソードに入りましょうか。
それは第2回目の授業の日。
スクールはオートロックマンションの一室にあるのですが、エントランスに入り、インターフォンで開錠してもらおうとして、はたと気づきました。
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写真はイメージです |
部屋番号何番だったかしら?💦😓
⇒ 続く
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