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| 写真はイメージです |
先日駅のホームで電車を待っていたときのこと。
目の前に立っている若い女性の後姿を見て「アッ」って思いました。
スーツ姿のきちんとした格好の女性なのですが、ジャケットのベント(ベンツということもあります)のしつけ糸がそのままだったから。
ベントのしつけ糸はお店が販売するときに型崩れしないようにするために施されているので、買ったら自分でしつけ糸を切るものなんです。
それを切り忘れていたら私の世代だったら「みっともない、恥ずかしい」って言われるレベルです。
その方、どこから見てもきちんとした格好で隙がなく、品のある佇まいの女性でした。完璧!
なのに画竜点睛、ベントのしつけ糸があるがためにもったいない、ああ…!!
「教えて差し上げたい!これ以上この方が恥をかかないように!!」
とは思いましたが、見ず知らずの人にお伝えするのは大変気を使います。たとえ上から目線にならないよう細心の注意を払って伝えても、相手がどう受け止めて不快になるかわかりませんし。
ヘタしたら逆切れされる可能性もあります。「はぁ?うぜえんだよ、BBA!」なんて言われたら立ち直れません💦
いやいや、ちょっと待てよ、それどころか令和の今はベントのしつけ糸は切らないものなの?
敢えて残すことがカッコいいの?もしかして!?
ということで結局私は何も言えませんでした。
あとでネットで調べたけど、さすがにそんな流行はないようです。なんかホッとしました。と言っても、50年後、100年後は「しつけ糸は残すのが正しいマナー」に変貌を遂げているかもしれないけど。
それにしても自分のスーツにはしつけ糸が残っているのに他人のスーツにはないことに疑問を抱かないものなんでしょうかね?
それと、しつけ糸をそのままにすることに違和感を覚えないのは、しつけ糸がスーツと同色の糸を使っているのが多いからかもしれません。
あれが普通の生成りのしつけ糸(“しろも”と言います)だったら毛羽立ってるし、さすがに切ると思うんですけど。(え?切らない?それでも若人よ、おまいらは切らないのかっ!疑問に思わんのか!)
最近はしつけ糸を切らない人はそんなに珍しくないそうで、今頃の新入社員を多く見かける時期などは特にそうだとか。私は初めて見たのでちょっと衝撃でしたが、次回からはもう、驚きません。
次から見かけたらコナンの阿笠博士みたいにほのぼのしながらこう思います。
「春じゃのぅ。フレッシャーズの季節じゃな。。。」
もしもしつけ糸を切ることを知らなかった人がいたら、この記事に気づいてくれたら嬉しいなあと思っております。



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