前回の記事「最近はまっている梨の皮のきんぴら(うまいよ!)」を書いて、「皮の天ぷら」に因んでふと思い出したことがあります。
昔、自給自足生活をしている一家を取材したテレビ番組を見たのですが。
奥さんが夕ご飯を作っていて(もちろん自前の野菜とか山菜などを使って)、「ちょっと物足りないな、なんかないかしら…」とつぶやくと、ふと思い立って庭に降り、柿をとってきて皮を剥き、それでササっと皮の天ぷらを作ったんです。(しかも無農薬!💓)
他の野菜の天ぷらにオレンジ色の柿の皮の天ぷらが混じると、それだけで食卓に彩りが添えられ華やかになりました。
番組スタッフも珍しがってご相伴に預かり、柿の皮の天ぷらを一口食べて「甘みがあっておいしい!人参の天ぷらみたいだ」って感心していました。
奥さんは「いや、思い付きで作ってみたんだけど…」と微笑んでいました。
そのなんの衒いもなく身近に在るものでササっと料理を作っちゃう様子を見て無性に「奥さん、かっけぇ~!うらやましい!」て思ったんです。
ああ、本当の豊かさってこういうことなんだな、てしみじみ思いました。
お金をかけなくても身近なものを知恵と工夫で生かし、しかも人の心に感動を呼び起こすこともできるなんて、これこそ真の豊かさではないでしょうか。
…というわけで、この場合はわざわざおもてなしをも兼ねた天ぷら料理を作るわけだから、皮を厚く剥いたっていいと思いました。(前回の記事と言ってることが違うじゃないかと言われそうですが、梨の皮のきんぴらは私一人のためのエコ料理という位置づけなので…)
実際あのとき奥さんが厚く皮を剥いたかどうかは覚えていないんですが、ネットで調べると厚く剥いても剥かなくても柿の皮の天ぷらはおいしく作れるようです。柿の実でも天ぷらにできるようです。
皮にはβカロテンがたっぷり含まれているそうですよ。
じゃあそのうち、柿の皮で天ぷら作ってみましょうかね😋
あ、きんぴらにするときは人参の代わりになるかも♪
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