アンシェントメモリーオイルのおもひで(完)<癒しフェアでのできごと>

2023年4月27日木曜日

『Mi-chi-草』 アンシェントメモリーオイルのおもひで サンズアイのマジカルオイル リーディング/チャネリング ルーチェ・アースAKIKO先生

t f B! P L

それは2013年の8月のことです。

ベルチェレスタは初めて「癒しフェア」の東京会場に出展することになりました。

このとき特に力を入れて出品したのがアンシェントメモリーオイルとサンズアイのゴッデスオイル、ミスティックブレンドオイルでした。
 

アンシェントメモリーオイル

ゴッデスオイル


ミスティックブレンドオイル

 

ところが事前準備の段階からゴッデスオイルは不穏な雰囲気が漂っていました。

アンシェントメモリーとゴッデスオイルの大きなパネルをベテランのスタッフが作成していたのですが、


「なんか、ゴッデスオイルだけ作りづらいんですよね…」 

と首をかしげながら何度も作り直しをしていました。(今思えば彼女らのささやかな抵抗)


それでもどうにか完成し、いよいよ癒しフェア前日の搬入作業の日を迎えました。

ブースの壁にアンシェントメモリーオイルとゴッデスオイルのパネルを2枚並べて真ん中に目立つように貼り、アンシェントメモリーオイルとゴッデスオイル、ミスティックブレンドオイルたち商品もテーブルに出して並べました。

アンシェントメモリーはあの可愛らしいポップな色が人目を惹きますので、ブースの手前にドーーン!と目立つように置きました。

サンズアイのオイルは上品で優雅な趣なのでブースの隅っこに鎮座していただきました。


私の目論見は、まだ国内では知名度が低いサンズアイのオイルを癒しフェアでデビューさせ、なるべく多くの人に知っていただくことにありました。

アンシェントメモリーは黙っていても売れますからね。

 

余談になりますが、あの広い会場は、前日搬入日は午後3時になると空調の電源を切られてしまいます。8月にですよ!?奥さん。


だから出展者はなるべく3時までに搬入とディスプレイをすませるようにしています。
でも、この日初めての搬入を体験した私たちは飾り付けやアイテムの配置にもたもた時間をかけてふぅふぅ汗をかきながら作業をして大変でした。
確か2年目の出展のときは搬入後の帰りに熱中症になって体調を崩したくらいです。熱中症対策グッズ必須ですね。(現在はどうなっているかは知りませんが)


飾り付けが終わったブース全体を見るために通路の反対側に立って汗をふきふき、しみじみ眺める私。

「よし!明日は本番だ!」と感無量。


ところが癒しフェア当日の朝。

開場前に早めに着いたところ、なんと、夜の間にゴッデスオイルのパネルやフェイクグリーンの蔦の飾りなどがいくつも落下し、ゴッデスオイルが巻き添えを食って硬いコンクリートの床に転げ落ちていたのです!よく割れなかったものです。


他の業者さんは前日搬入後、商品の盗難や破損を防ぐために大きな網や布をかけていたりしていましたが、私たちは経費を最小限に抑えていたのと未経験だったせいで、オイルたちはむき出しでそのままの状態だったのです。

しかも床は会場から敷物をレンタルできたのに、それすら経費節約でやらなかったので、あの冷たい無骨なコンクリートの床にオイルたちは叩きつけられ、転がっていたのです。本当に申し訳ない気持ちで一杯でした。


「なんでパネルが剥がれるんだろう!?それにしてもゴッデスオイル、なんだか受難だねー」

なんてスタッフと言いながらボトルたちを拾い集めて並べ、パネルも貼り直して10時のオープンに間に合いました。


出展2日目の朝。


前日のことがあったし、なんだか胸騒ぎがしたので、誰よりも先に朝一番に会場入りした私。


「まさか今日は剥がれ落ちたりしてないでしょうね」

とブースへ行ってみたら…

「嘘でしょっ!?」😨


またもやパネルが落下していたのです。あれだけ頑丈に貼り直したのに。

しかもゴッデスオイルが倒されたボウリングのピンみたいにまたもや床の上にゴロゴロ転がっていたのです。


「いやぁああ、女神さまぁ~、なんでぇーーー!?」


まるで瀕死の重傷を負った本物の女神様を抱き起さんばかりの勢いで悲鳴をあげながらボトルたちを回収しました。このときも割れたオイルがなかったのは幸いでした。


しばらくして一撃必殺の透視能力者 ルーチェ・アースAKIKO先生登場。彼女もうちのブース内でサイキックリーディングで共同出展していたのです。

この顛末を彼女に告げて原因をリーディングしてもらいました。



彼女はゴッデスオイルのボトルを握って目をつぶり、しばし集中。


「うーーーんとね、女神様たちはアンシェントメモリーオイルと同列に扱われたのが気に入らないみたいよ」

「はぁ?」"(-""-)"


女神様たちを国内初デビューさせようと思っていた私にとってそれは意外な答えでした。


ゴッデスオイルのパネルの前に仁王立ちした私は両腕を組んで少し強気で威嚇してみた。


「ちょっと女神さんたち、あなたたちを見つけて日本で最初に販売したのはこの私よ、宣伝してあげてるのに何がご不満なの!」


AKIKO先生は片手を顔の前で左右にひらひら振って苦笑しながら「あ、無理無理」と言った。


 「“だから?それが何?”って言ってるよ」


をのれぇえええ!

親の心子知らずとはこのことかぁあああっ…

 

だって仕方ないじゃない、客観的事実として、見た目のインパクトと知名度が高いアンシェントメモリーを前面に出すのがセオリーでしょう。
別にアンシェントメモリーを贔屓しているわけじゃないんですよ。むしろ言い方は悪いけどアンシェントメモリーオイルを客寄せパンダ的な扱いにしちゃってるわけだし。

(それにしてもアンシェントメモリーは心が広いというか大人というか、全くゴッデスオイルのことなんて歯牙にもかけないのがエライ。アンシェントにまでストライキ起こされたらどうなっていたことやら)


しかし開場時刻がどんどん迫ってきている。焦った私は


「じゃあなに?女神様たちをブースの前面に出して目立たせろっていうの?」

と半ば食って掛かるようにAKIKOさんに尋ねる。(別にAKIKOさんが悪いわけじゃないのに)


「いやー、いくら女神さんでもそこまで甘やかす必要はないよね。商売だし💦」


この一言で勇気づけられ、人間には人間の事情ってもんがあるんでぃっ!と開き直り、方針を決めた。

つまり

アンシェントメモリーオイルはそのままブースのセンターポジションに展示。真後ろの壁の真ん中にも目立つ位置にパネルを貼った。

一方サンズアイのオイルは以前と同じブースの片隅に。そしてゴッデスオイルのパネルもその後ろの目立たない壁に貼った。ただし、ゴッデスオイルとパネルにスポットライトのように照明を当てた。

こうすることで何やら恭しく飾って特別感をアピールすることにしたのだ。ミスティックブレンドオイルもその近くに置いた。

実際こうすることで意外に目を引いたようで「あの奥にあるオイルは何?」とブースの奥まで入ってきてくれるお客様が結構いらっしゃった。

こんな作業をスタッフとごちゃごちゃやっている間に10時の開場となってしまった。


ドッと一斉に入場するお客様たち。

一方私たちはまだディスプレイが終わらず、通路にお尻を向けてあたふたやっていた。

真っ先にうちのブースを目指してやってきたお客様、申し訳ございませんでした。


この日一日中、またパネルが落下したらどうしようとかそんなことばかり考えていて気が気じゃなかったけど、その後は何事もなく終了。


こうして癒しフェア初出展は思わぬ女神様たちのストライキと自己主張の洗礼を浴びる形で終わったのです。

よくわかったよ、女神さんたち。女神って私が想像していたのは上品で優雅で物分かりのいい悟った存在だと思ってたんだけど(いや、そういう存在もいるだろうけど)

基本、あんたらは「大阪のおばちゃん」なんだね。

迷いがない、自分大好き、自己肯定感高め、ルール無用、マイルール優先、自己主張強い、

そして派手好き。(大阪のおばちゃんたち、ごめんよ、けなしてるわけじゃないから)



こんなエピソードもあった。

あるとき夢の中に女神様が出てきて(どの女神さんだったか覚えていない)

「私たちの商品画像に金色の飾りをつけなさい」と言われた。

メンドクセぇなあ…💦だから今のゴッデスオイルの商品画像は金色の枠飾りがついているのです。(それですらAKIKO先生のリーディングだと色が地味だとご不満らしい。確かに金色というより若干緑色がかってますからねー。これだって2つの枠飾りを合体させてちょっとゴージャスにした力作なんですよ。これ以上派手にするのもどうかと思って上品にしたのにこれもご不満だったとは!!)

(その後、商品画像全般の見直しを余儀なくされたタイミングで下記のようにもっと派手で荘厳な金色のフレームに変更しました。もう頼むからこれで堪忍してっ!! 2023年11月追記)



さらに三つ折りパンフにもご不満があったようで、入稿時には問題なかったのに、いざ完成したパンフは肝心の女神様の画像が全て映っていなかったなんていうあり得ない現象に印刷会社もびっくりしていた。

これもAKIKO先生のリーディングに従い、リーダー的存在の女神3柱を真ん中に据えて女神様たちの配置を変えた。デザイナーさんも交代し、デザインも大幅に変えたのでこれも手間と経費がかかりました。


さらに(まだあるんですよっ!)

女神1柱ずつが印刷された大きなポストカードがあったのですが、15枚全部事務所の窓の上の木枠の上に並べて立てかけていたのです。まるで肖像画のように。

ところがある日、風も吹いていないのに一斉にパターンと床に落下したことがありました。まるで「いっせーのせー」と掛け声とともに全員手を繋いで飛び降りたみたいに。(2柱だけ落ちずに残っていた心優しい女神様もおられたが)


これもAKIKO先生にリーディングしてもらったら

 

「”さよなら”って言ってるよ」

 

とのこと。ベルチェレスタでの役割を果たし終えたみたいな感じらしいです。この頃はかなりゴッデスオイルも世間に広まっていましたので。


かといって彼女らの取り扱いをどうするかはこちらが決めること。そうそう言いなりになってたまるかと

「だから何?居なさいよ、ここに。」

とお返しにかましてやりました。(笑)

というわけでその後もずっと販売しており現在に至っております。その後女神さんたちは変な自己主張やストライキは起こさなくなりました。

(ここまで書いて、「アンシェントメモリーオイルのおもひで」がタイトルの割にはゴッデスさんたち、食い込んできてますよねー。相変わらず自己主張してますねー(笑))


こうしてゴッデスオイルと比べてみると、改めてアンシェントメモリーオイルってホントにいい奴だなって思えます。

ゴッデスオイルが対抗意識を燃やして色々ストライキやパフォーマンスをしても我関せずと涼しい顔。

また、商品ページの説明が多少説明不足でも文句を言うわけじゃなし。(サンズアイはすごく丁寧に思いを込めて詳しく解説してそれでもストライキされることに比べたらっ!)
 

アンシェントメモリーオイルは今更詳しく解説することもないでしょって手抜きしちゃったりしてますが、その根底にはどんな扱いをしてもこの子は裏切らないみたいな妙な信頼感があったからです。(それを甘えとか舐めてるって言うのかもしれないけど…)
 

情報不足、説明不足でほったらかしでも安定して売れるのは”商品力”があるからだと思います。エネルギーを込めて作るドナさんは大した魔女だと思います。

アンシェントメモリーはただただ、そこに存在するだけで淡々と己の役割を果たしている。

大人ですねぇ。

見た目はカラフルで子供っぽいファンシーグッズのよう見えますが、なかなかどうして。

「見た目は子供、頭脳は大人!」の名探偵コナンみたい。

 

アンシェントメモリーさん、今までお世話になりました。あとしばらく扱いますので、引き続きよろしくお願いします。ドナさんも有難う。

おしまい。

<宣伝>ベルチェレスタではアンシェントメモリーオイル1本購入につき専用ドロッパーキャップ1本を無料でおつけしております。
オイルの在庫が少なくなりましたが、引き続きご愛顧のほどよろしくお願いします。

★アンシェントメモリーオイルのトップページはこちら

→アンシェントメモリーオイルの取り扱いは終了いたしました。長らくのご愛顧をいただき有難うございました。 2023年6月追記




















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こんにちは。スピリチュアルオンラインショップ「ベルチェレスタ Bercelesta」の店長michikoです。2010年から世界のフラワーエッセンスをメインにスピリチュアルアイテムを取り扱っています。自称:スピリチュアルトレジャーハンター笑 これまでも日本で販売されていなかった商品を見つけて取り扱って参りました。これからもワクワクするような幸せアイテムを販売する他、セッションやイベントなども行っていきます。ブログでは店長のスピな体験談やアイテムの感想なども綴っていきます。どうぞよろしくお願いいたします。

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