イノチグラスのカラーレンズ(イノチグラスさんのwebから引用) |
先日「イノチグラス(INNOCHI GLASS)」という眼鏡を作りに行きました。
イノチグラスとは・・・視力を上げるためだけでない、人のことを真剣に考えたメガネです。その人の目と体と心に合わせたメガネです。
実は「目は脳が飛び出した一部」だそうです。
目と脳、身体は密接にかかわり合っています。だから「目」は「視力」だけに関わるものではなく、全身のバランスや、心にまで影響を与えてしまう、とても重要な臓器なのです。
イノチグラスでは眼鏡の左右の度数もその人にとって心地よい度数を探し、体のバランスをとれるよう調整してくれます。
ここで重要になってくるのが「色の波動」。
人にはそれぞれ得意な色・不得意な色があります。
日常生活のあらゆる環境で、色の得意・不得意が、体や心のバランスに影響しています。
イノチグラスは独自開発のカラーレンズから目の得意・不得意をサポートするカラーを選び、私たちに必要な色の組み合わせを反映したオーダーレンズを作ってくださいます。
右目、左目それぞれ必要な色が違うことがありますので、その場合左右のレンズのカラーも違ってきます。そこがイノチグラスの面白いところですし、あまり左右が違わないように色の調整もしてくださるので心配はいりません。(私もそのようにしてもらいました)
以上のイノチグラスの概念を私なりに解釈すると
ただ明るくてよく見えればいいという従来の眼鏡とは一線を画す画期的な眼鏡♪
ボディ・マインド・スピリットを整え自分らしく生きることをサポートする眼鏡♪
いわばカラーセラピーの眼鏡版と言えるのではないでしょうか。
ということになるかな?
(イノチグラスさんはあまりスピ的な表現をとられていないので、関係者の方、もし不快に思われたら申し訳ございません。あくまで私個人の感想です)
それではここからは私個人の体験をシェアさせていただきます。
まず、イノチグラスは全国に「目育士」という資格を持った専門家がいらっしゃいます。(出張もしてくれるところがあります)
私は都内で検索して、鍼灸治療院でイノチグラスを作ってくださるH先生のところに行きました。
まずはカウンセリング。目や視力の状態、日ごろの生活状況などをお話します。イノチグラスを使うことでどんな変化や未来を望んでいるか、目標を定めます。(⇒これ、いいですね。)
私の目の状態はかなり悪いほうです。ド近眼、老眼、乱視、白内障、緑内障、 視野狭窄、慢性の眼精疲労、さらに最近原因不明の目のかゆみと下瞼のただれ(血と膿がにじんでおります/塗り薬で改善中)に悩まされております。(もちろん医者にかかってますがアレルギーではないと言われるだけでした)
さらに私が出した条件がちょっと面倒で、「遠近両用はイヤなので近視用にしてほしい」「近くも遠くもあまり度を強くしないでほしい」「そうは言っても夜自転車に乗るとき危ないのでそれなりに遠くもはっきり見えて欲しい」(どっちやねん。)というもの。
まあ、こんな状態ですので、おそらくH先生とスタッフ様、かなり苦労なさったのではないでしょうか?
希望を伝えたあとは視力検査や体の重心バランスなどをみていきます。
いろんな検査をしましたが、一番最高に盛り上がったのが色によって体の重心バランスを見る検査。
検査の様子(イノチグラスさんのwebから引用) |
6色の色紙が用意されます。写真のように右手で1色の紙を持ってじっと見つめながら左足を膝が垂直になるように持ち上げます。目育士さんが左肩を上から押して力を入れ、ちゃんと立っていればその色との相性がいいということになります。
6色やり終わったら紙を持つ手と持ち上げる足を反対に変えます。
得意な色を見ているときは上から押さえられても全然揺らがず立っていられます。
逆に不得意な色の場合、見事にフラフラのグダグダ状態に。(筋反射テストみたいだな。筋肉って本当に素直。)
ここで驚きのハプニング。
白い色紙を右手に持って眺めながら左足の踵をほんの少し床から1cm離しただけで、右足の膝の力が抜けてがっくりと崩れ落ち、抵抗する間もなく床の上にお姉さん座りをしてしまいました。
こんなに崩れ落ちる人は見たことがないとスタッフもビックリし過ぎて笑ってました。大ウケ。私だってビックリですよ。たかが色紙1枚でこうなるなんて!で、もうその場にいた3人でゲラゲラ笑いました。これが一番楽しいハプニングでした。
・・・こうして私はコピー用紙が怖くなったとサ。(ならんけど。)
結局私に必要なカラーは
右目:赤と緑
左目:青
でした。
ここからいよいよカラーレンズを決めていくのですが、これもなかなか時間がかかりましたねー。
最初「自分に必要な色なんだから左右が違って構いません」と偉そうに言っておきながら、いざ鏡を見て「やっぱり左右があんまり違うのはちょっと…」としり込み。(このヘタレ野郎め!)
左が青一択だったのでできるだけそれに近づけるため右は緑にしたけれど・・・
ウムムム、それでも何となく決めかねていると、H先生はすぐ分かってくださって、ベースを私の好きなマゼンタカラーにして、右目が少し緑が入り、左目が少し青が入るようにしてくださいました。するととってもいい感じに!左右よく見ると違いますが、違和感がないんです。何より鏡に映る自分の表情がパーッと明るく輝いて見えるのです♪
レンズカラーの色の濃淡も変えられますから、サングラスみたいに濃くなるのが嫌だって人もご安心を。
こうして時間をかけてカラーレンズとフレームの形や色が決まり、実際に出来上がって届くのは2~3週間後になります。
そうそう、フレームの色も不得意な色にはしないほうがいいそうです。(間違っても私は白いフレームにはしないぞと心に誓いました😅)
1つ私がH先生とスタッフ様にとても感謝しているのは、検査の結果や数値だけでレンズを決めるのではなく、あくまで”私”という人間をしっかり観察してくださっていたことです。
顔の表情筋の動き、同じニュアンスを伝えるにも色によって表現する言葉使いの差など、自分でも気づかない僅かな違いを観察しておられました。言葉の上では「いいですねー、この色」と言いながら心の底では腑に落ちていないのも見抜かれていました。また、スタッフ様は首と肩の凝り具合が色によってどう変わるかも常にチェックしておられました。
それから、自転車に乗るときどう見えるかを実際に表に出て検査用メガネ(眼科や眼鏡屋さんでかけるレンズを何枚も入れ替えたり重ならせたりするあの金属製の眼鏡)をかけたままスタッフさんの自転車にまたがって近所を走らせてもらうなどもしました。(ちょっと恥ずかしかったけど、大事なこと!)
普通の眼鏡屋さんではそこまでやりませんよね。
本当に私のために親身になってくださったのが嬉しかったです。
来年イノチグラスが届いたら、私の未来、いい方向へ動きだしそうなそんな予感がいたします。(いい意味での”色眼鏡”をかけようぜ、みんな!)
イノチグラスさんのwebページはこちら
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